エクストリームスポーツのChill Dog

ストリートスポーツのすべてがここに

SHOVE-IT/ショービット HOWTO

ショービットは、後ろ足を使ってスケートボードをお腹側に180°回転させるトリックです。

デッキのテールとノーズを入れ替えるために使ったり、マニュアルやカーブトリックなどと複合させて使ったりと使い方は豊富で、ポップショービットや360フリップなど、多くの種類の回転系トリックの基礎になる重要な技となります。

f:id:yoshi-diy:20180417225643j:image


ショービットのスタンス

スタンスは、前足はノーズ側のビスの上か、ビスが半分くらい隠れる安定する位置に置きましょう。

後ろ足はテールの端に置き、つま先が少し板から出ているようにしましょう。前足は全体にくまなく、後ろ足はテールを押すために、つま先に力に入れておきましょう。

f:id:yoshi-diy:20180417225715j:image

スタンスが整ったら、少し膝を曲げ、軽く重心を真下に落とし、簡単な「ため」を作ります。

この「ため」を作るという行為は、スケートボードのほぼ全てのトリックをする勢いをつけるために行い、多くの場合軽く膝を曲げ、重視を真下に落とします。あくまで勢いをつけるためなので、膝を曲げた状態で静止している時間を作らず、リズム良くトリックにつなげましょう。

 

板を回す

ためを解放した勢いで軽く真上に伸び上がりながら、後ろ足のつま先に面しているテールの端を、軽く真横に押し、そのまま蹴り抜きます。テールが地面についたらきれいに回転しないので、下に力がかからないように注意します。

 

重心

板を回す際に後ろ足につられて体が無駄に動き、重心がずれないように注意しましょう。

後ろ足へは、腰からお尻→後ろ足→つま先と、伝達させた力を丁寧にテールに加えてデッキを回転させるイメージです。


Vans "No Other Way" Video

ショービットはオーリーの前に練習することが多いです。

おそらくこの段階ではまだ進みながらトリックの練習をすることに慣れていないので、止まって練習しても問題ありません。ただし進みながら練習する方が楽ならそっちをおすすめします。