オススメ紅葉スポット10選
秋の楽しみといえば紅葉。
例年、9月中旬〜10月上旬頃から北海道・東北地方の木々が色づきはじめ、10月下旬〜11月上旬頃には全国の森や庭園が淡い紅色に染め上げられます。
日本で人気の紅葉スポット10ピックアップ。
禅林寺 永観堂 (京都府)
平安時代初期に、弘法大師の弟子である真紹によって創建された寺院。『古今和歌集』で紅葉について詠まれて以来、1000年以上も「秋はもみじの永観堂」として親しまれます。境内は3000本のモミジで賑わい、放生池周辺は特に見事。ライトアップも行なわれます。
奥入瀬渓流 (青森県)
十和田湖に始まる清流沿いに、およそ14kmにわたって遊歩道が整備されています。滝や急流が多く、巨岩を縫うように激流が続く阿修羅の流れは紅葉スポットとしても有名です。川のせせらぎを聞きながら散策を楽しみましょう。
東福寺(京都府)
奈良の東大寺のと興福寺からそれぞれ「東」と「福」の字を取り、京都最大の大伽藍として1255年に完成した寺院。モミジやカエデの数は2000本におよび、通天橋から見下ろす光景は圧巻です。例年、本堂前などでライトアップが行なわれます。
清水寺(京都府)
奈良時代末期に開創されて以来、全国から参拝客を集める京都の代表的寺院。有名な清水の舞台からは、眼下に広がる錦雲渓の紅葉を眺めることができ、日没からのライトアップは神々しいまでの美しさです。
立山黒部アルペンルート(富山県)
標高3000m級の峰が連なる北アルプスを貫く山岳観光ルート。最高峰の立山の周辺から紅葉が始まり、黒部ダムへと順に山々が色づいていきます。トレッキングをしながらやロープウェーの上からなど、さまざまな角度から風景を楽しみましょう。
宮島 (厳島)(広島県)
寝殿造りの建築美を伝える厳島神社がシンボルの宮島。紅葉谷公園では、イロハカエデやオオモミジなど700本あまりが紅葉するほか、大聖院の参道や境内も鮮やかな紅色に彩られます。お土産はもちろん、もみじ饅頭!
千畳敷カール(長野県)
中央アルプスの標高2600mほどの地帯に広がるお椀型の地形。2万年前の氷河期に氷によって削られたものとされ、周囲には高山植物がたくさん。秋になるとダケカンバやナナカマドが色づき、ロープウェーや遊歩道から楽しめます。
仁和寺(京都府)
888年に開創した歴史ある寺院。国宝の金堂や、高さ約36mの五重塔、金剛力士像が鎮座する仁王門と、風情ある建築物が鮮やかな紅葉で彩られます。
なばなの里(三重県)
レストランや日帰り温泉を併設する植物園。広大な敷地の中で、サクラやイロハモミジの紅葉を楽しめます。中でも鏡池の水面に映る紅葉は幻想的な美しさ。日没後はライトアップされ、さまざまなイルミネーションも楽しめます。
金閣寺(京都府)
室町時代に足利義満によって創建された鹿苑寺。建物の内外に金箔をしつらえた舎利殿(金閣)が有名で、金閣寺と称されます。鏡湖池周辺の紅葉が見事で、水面に落ちた葉に風情が漂います。