エクストリームスポーツのChill Dog

ストリートスポーツのすべてがここに

自分の体を使って人工壁や岩壁を登るフリークライミングの紹介

ライミングには、ヒマラヤなどの巨大な壁を登るものから氷や河原などの小さな岩を登るものまで様々な種類があり、総称してクライミングと呼び登人をクライマーと呼びます。年齢・性別問わず、誰でも気軽に始めることができます。高所恐怖症でない限りw

 

フリークライミングとは、クライミングの中でもシンプルなスタイルで基本的には自分の手足だけを頼りにし、命綱のロープやハーネスを繋いだ状態で登ります。

 

 

フリークライミングボルダリングの違い

まずフリークライミングボルダリングの違いですが、混同し、さらに勘違いしている方が多いです。

 

フリークライミングは自然の岩壁との闘い

フリークライミングボルダリングの違いを、"命綱があるかないか"だと思っている人が多い!

 

フリークライミングはフリーという名の通り、基本的には自然が相手です。

対してボルダリングはご存知の通り、人工の壁や岩が相手です。

 

ボルダリング

もっともシンプルなスタイル。ホールドと呼ばれる突起物を手がかり足がかりにして登ります。シューズとチョークのみで始めれるのでライミングスポーツを始めたい人ボルダリングからスタートするといいでしょう。

柔らかく厚いマットは着地のほとんどの衝撃を吸収してくれます。

危険を感じたらすぐに飛び降りれます。

室内であれば、安全マットの上で高さ4メートルの壁をロープを使わずに登るもっともシンプルなクライミングなので、ほとんど危険はないと思いますが、室外では高い位置まで登らなければならなかったり、ランディングが悪かったりかなり危険になり得ます。

基本的には命綱をつけないので、最低限な道具のみで岩を登りますが高さに規定はありません。

 

準備が非常に楽なのも特徴。クライミング用シューズに履き替え、登る前に靴の汚れを落とし、手にチョークをつけ、落ちた場合に備えてクラッシュパッドを敷いておけばOK。あとは、登りたい岩の登りたいラインを手足を使って登るだけです。ロープを握って確保する人のことをビレイヤーといいます。

 

 

トップロープ

ロープを使い、高さ6.5メートルの壁を二人一組で登ります。登る側は登ること以外に特に技術を必要としないので手軽に高さのあるクライミングが楽しめます。二人一組で行いますが、多くの有料施設は1人の場合でもスタッフがビレイしてくれるので安心です。

トップロープはあらかじめ最上部からロープを垂らし、登る人は装着したハーネスと呼ばれる安全ベルトにそれを結びます。そして、ルートの一番上に強固な支点をセットし、常に吊り下げられたような状態で登ります。フォールをしても落ちる距離はロープの伸びだけです。もっとも安全なスタイルです。もう一方の人が登る人の動きに合わせてロープを引いていきます。これをビレイ(確保)といいます。登っている人が落ちた場合、ビレイしている人がロープを止めると、登っている人はロープにぶら下がることになり、安全が確保されます。リードではビレイヤーのロープさばきも大切な技能です。

 

 

リードクライミング

クライマーがロープを自らのルート途中の確保支点にセットし、ロープを途中途中でセットしながら登るスタイルです。トップロープと異なり自らの手足で登っていることを実感できます。

しかし、フォールすると最後にロープをクリップした支点までの距離の2倍+ロープの伸び以上落ちることになるので危険をともないます。きちんとした技術知識習得が必要です。

リードクライミングのやり方としては、基本的にクライマー(登る人)とビレイヤー(地面でロープを確保する人)の2人1組でやります。開始の手順としては、まずルートの下に行き、クライマーはロープをハーネスに結び、ビレイヤーはビレイ器にロープを通し、ハーネスにセットします。

クライマーはヌンチャクを必要な分だけ(必要な場合はナチュラルプロテクションも)ハーネスに掛けて登り始めるのが一般的です。ルートの最上部には様々な形態の終了点が設置されていて、ここまで到達したクライマーは、設置された終了点を利用して下降します。

 

ちなみに、途中でクライマーが転落した場合、ビレイヤーはビレイ器を用いてロープに制動をかけ、落下を止めます。止めた後は、クライマーはそこで落ちた箇所の検討を行い、再度挑みます。到達するまでに、クライマーは自分でナッツやカムなどのナチュラルプロテクションをセットするか、あるいはあらかじめ打たれたボルトのところまで到達し、これらの確保支点にヌンチャクと呼ばれる道具を掛け、ヌンチャクにロープを掛けながら登ります。

 

 

フリークライミングは多くの人に楽しまれています。エクストリームスポーツとして本格的な岩登りとしてプロの競技としていろんな目的でいろいろな年代の方が男女問わず楽しんでいます。そんなクライミングあなたも楽しんでみませんか??