エクストリームスポーツのChill Dog

ストリートスポーツのすべてがここに

サーフィン初心者が気をつけるべき4つの注意点

暖かくなってきました!

 

今年からサーフィンを始め、日焼けをした素敵な身体になっている方も多いのではないでしょうか。

そんなサーフィン初心者の方にこそ、ぜひ海の危険性について知ってほしい!毎年海では海難事故が発生しています。特にサーフィンを始めたばかりのみなさんが被害者にならないため、今回は海難事故を避けるための4つの対策をご紹介します。

 

海難事故に遭わないために

f:id:yoshi-diy:20170605195131j:image

 

台風を避ける

8・9月は台風シーズンで熟練サーファーはあえてこの時期の波乗りを楽しんだりします。

 

しかし、初心者の方は絶対に一人で海に入るのはやめましょう

海に入るとしても、必ずインストラクターや上級者と一緒にしてください。
「台風はまだ来ていないし大丈夫。」と思って海へ入ってしまい、台風の接近とともに海の流れが強くなり波が高くなったときに後悔しても誰も助けてくれません。
始めたばかりのころは、一人でサーフィンをしていてもソワソワしてしまうものです。特に台風シーズンは心強いインストラクターと一緒が正解です。

 

岩場を避ける

日本のサーフスポットの多くは、ビーチブレイクと言われる海底が砂のポイント。そのため、万が一、海底に叩きつけられても打撲程度の怪我で済みます。
ただ、場所によっては海底に岩が露出しているリーフと言われるポイントもあり、ここで頭部をぶつけてしまっては大怪我につながりかねません。
初心者レッスンをする際は、リーフで実施することはまずないですが、一人でサーフィンを始めた方が流されてリーフに行ってしまう可能性はあります。
特に初心者みんなでサーフトリップに行ってしまうと、初めてのポイントで危険な場所がわからないためリーフで怪我をしてしまうことがあります。
危険な岩場がないか、事前にしっかりサーフスポットの情報収集をするようにしましょう。

 

f:id:yoshi-diy:20170605195146j:image 

人混みを避ける

海に入ってから波を待っていると、遠くで波の立っているポイントの方が良いポイントのように見えてきます。さらに、かっこよくアクションを決めているのを見ると「あっちの波に乗りたい!」と思って移動したくなるでしょう。
そんな時、移動する前に一度砂浜に上がって波と人の数を確認してください。波があっても人が多ければ、初心者が乗れるチャンスは多くありません。
混雑しているポイントでは上級者のパフォーマンスの邪魔にならないように気を使うばかりで、肩身がせまい思いしかできないこともあります。
波を取りに行ける自信がつくまでは、人ごみを避けてゆったりサーフィンをするほうが楽しめるかもしれません。

 

 

追わない

パドルで自由に移動できるようになり、テイクオフも決められるようになってくると波を追いかけるのが楽しくなります。
遠くから来る波を見て、波が立つ場所へ誰よりも早く向かうことを繰り返すのですが、気がつくと思いもよらない遠い場所へ来てしまうなんてことが初心者のころはよくあります。


天気がよくて穏やかな日ならいいのですが、流れが強くドンドン陸から遠ざかってしまっていたらパニックになってしまうこともあります。


時計をつけて20分ごとに自分の場所を確認しましょう。海に入る際に陸の海の家などの建物を目印にして、そこから遠ざからないように小まめに確認しましょう。

 

 

夏の海は、朝も昼も夕方も一日中、最高に気持ちが良いです!

サーフィンを始めたばかりであれば、一つ一つの波に夢中になってしまうことは避けられません。ただ、そんな楽しいサーフィンだからこそ、みなさんには怖い思いをしていただきたくないのです。

海の危険性を理解して安全に楽しくサーフィンライフを楽しんでくださいね。


「今年の夏こそはサーフィンを始めるぞ!」という方は4つの項目に特に気をつけてください。